物理的におなじ空間にいても

 

 

暑い暑いと

マスコミも

暑がり族も騒いでいて

暑さ盛り上げイベントのようなことをしようとしているが

それほどは暑くはない

と感じる

 

夏だから暑いのは当たり前だけれど

家にいて窓を開けていたり

日陰にいたりすれば

そこそこ風通しもあって

時にはヒヤッと涼風が肌に触れてくることさえあって

騒ぐような暑さではない

 

もちろん

昼頃から午後のかんかん照りの時に

日射の真下で帽子もかぶらずに遊んでいれば

目がまわってくるに決まっていて

そういうのは

夏の暑さの使い方のリテラシーの有る無しの問題で

暑さそのものが酷すぎる論とは

かなり異なっている

 

36度だとか温度が表示されている今も

涼しい風が窓から入ってきて

アレカヤシの葉はさわさわと揺れ続けていて

いったい

マスコミや

暑がり族はなにを言っているんだかと

不思議でたまらない

 

物理的におなじ空間にいても

もはや完全に

生きている世界が違っているのだ