You and I have memories,
longer than the road that
The Beatles 《Two Of Us》
雨も降らない
街を
知らない
きみとぼくは降られて
ざんざん
ざんざん
降られ
て
びしょ濡れになって
困り切って
しまって
どうしようか
という
夢を
見た気がしたのだけれどそれも夢のなかで
という
思いが地を這う霧のように流れ続けて
いく
いく
いく
雨の作った小さな流れのように
雨も降らない
街の(きっと)ほうへ
知らない
知らない
と
ぐずるように言い募る
きみを置いて
ぼくは老いて
ざんざん
ざんざん
降られ
どうしようか
という
夢の
現実を
夢として
いつまでも
見た
気
ばかりこころに持ち続けて
きみとぼく
ふたり
レインコートなんて着ちゃって
日に当たって
一人ずつで
立っていたりしちゃって
きみとぼく
一山当てようと
どこに行きつく事もなく
帰っていく途中
Two of us
wearing raincoats
standing solo
In the sun
You and me
chasing paper
getting nowhere
on our way back home *
* The Beatles 《Two Of Us》より
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