駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2020年6月2日火曜日
暗いね
一部音声不通でございます
付箋に粽
猿股つけずにテンが 返り点
コード沿いに鶯の
ときどきいい声で泳ぐ目覚まし舎の 五味 シモンズさん
満ちてくるページは腰のうしろに
零しそうで零さない 猛暑の八月逢瀬
六月は曖昧ね
なににしようか迷っちゃう和菓子 それに
カレー風呂だってさ
秋神
空き紙
これから暗くなっていく叢林近くの小さな鳥居
暗いね
暗いね
暗いね
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