ずいぶん高齢なのに
国内ばかりか
海外からも
友達の友達だの
そのまた友達だの
次々と
自宅に迎えて
泊らせたり
世話をしてやったりして
その人たちに
ずいぶんと煩わされ
かき回され
めんどう続きで
よくまァやるものだ
活力にあふれ
精力的なことだと
感心していたが
あれこれの集まりや
クラブや
カルチャーセンターやで
なんと
毎日が埋っているのだと
ふと
聞き知るにおよんで
ようするに
ひとりを生きられないだけではないのか
じぶんひとりを生きることができず
そこから逃げ続けているだけなのではないのかと
見抜いてしまった
気がしたが
まちがいかな?
いじわるかな?