気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
かしいだ古本屋の軒に
梅雨の雨
小雨
裸電球などまだ使っている店で
太宰治選集のわきに
福沢諭吉選集が
ちょっと
濡れちゃっていて
しどけない
着方をした安着物の
娼婦風情が
来ないけれど
来ちゃっても合うなあと
カリッ
噛み割ってしまう
NOBELの
VC3000のど飴
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