サーフィン
ということばが思いうかんで
そのまま
空をながめていたら
むかし
ちょっと好きだった女の子が
サーフィンしに行こう
と誘ってくれたのに
サーフィンの経験がなくて
それより
なにより
その子のお父さんが
バリバリの
サーフィン名人だと聞いて
ビビっちゃったわけではないけれど
なんだかなあ
とあいまいにしちゃった
あの夏が
ひさしぶりに思い出された
いまから思えば残念だった
とか
思い切って
その子のお父さんに習っておけば
とか
そんな
よくある落とし込みに
持って行きたいわけではない
要は
その女の子のこと
ちょっと好きだっただけのことで
すごく好きだったわけでは
なかったのだ
だいたい
その夏
もっと好きな女の子と
ずっと
過ごすことにしたのだったし
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