2021年6月21日月曜日

1000円ぐらい出せば誰でも買って帰れるかたちで

 


順境にも多くの恐怖と不愉快がなくはない。

そして逆境にも、喜びと希望がなくはない。

フランシス・ベーコン

 

 


ぼくの持っている文明観的光明は

ひょっとしたら

ずいぶん特異なものかもしれないし

理解されづらいかもしれない

 

しかし

昨今どんなに店数が減ったとはいえ

文庫本をちょっと多目に置いている大きめの書店に

ひょいと手に取って

1000円ぐらい出せば

誰でも買って帰れるかたちで

ランボー

マラルメ

ロートレアモン

あたりが置かれていれば

ひとつの社会というものは

まだまだ

なんとかなると

やっぱり

思っているのだな

 

もちろん

バロウズなんかも

とは思うが

そっちはまあ

オプションのひとつということで

いいだろう




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