気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
身のまわりにひろがる世界はわたしではないのだと
寄ってたかって教え込まれてきたものでしたが
身のまわりにひろがる世界こそわたしなのだとじわじわ気づいたのでした
いったん気づいてしまえば
もう
容易には揺るがなくなるものです
わたしという意識は
身のまわりにひろがる世界がわたしだと受けとめるだけの
水溜まりの水面のようなものでした
受けとめる
映す
照り返す
水面のようなもの
わたしと
わたしという意識とは
ちょっと
違うのです
あくまで
水面に映る
身のまわりにひろがる世界が
わたし
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