他人は誰もBGMに過ぎないが
じぶんという幻だってBGMに過ぎない
この世になにか大事なことがあるかのように
幼い頃洗脳されそうになったが
それをしようとした連中は
ぼくよりはるかに頭の悪い連中だったので
ぼくは幼い頃から裏をかき続けてきた
連中が学べと言うことは学ばず
誰も大事だとは言わないことばかりを学ぶこと
地球も人類もじつはいくらでも宇宙では再生がきくのだから
人類が砂鉄のように一緒になる必要など
そもそもからしてないのだと知っておくこと
人間が動植物に対して行うことは
人間に向けて行ってもなんの問題もないこと
人間はつねにたったひとり“自分”しか地上にはいないこと
しかしその“自分”もより高次の自分にはどうでもいいこと
時間やいのちを大事にしろと無知な連中は言いがちだが
この世にはいかなる価値も存在しないのだから
時間やいのちを大事にするべき根拠がどこにもないこと
人類が存続するべき理由が時空のどこにも見つからないこと
…などなど
いいかげん6歳や7歳ぐらいになれば
誰でもわかるはずだけれども
わからないふりをしているのかそれとも本当にわからないのか
うじゃうじゃそんな人間(もどき…なのだろう、たぶん)がいて
なんの意味もない建築や組織や概念を次々こしらえて
すっからかんであるべき空無を汚し続けている
BGMのくせにごたごたとうるさいことこの上ないので
ことのほか静寂を好む空無がときどき瓦解溶解破壊枯渇を齎して
つかのまの静けさをあたりに振りまいてくれる
で
また
静寂が振りまかれようとしているよ
平和?
どの地であれ
来るわけないだろ?
そんなもの
かわりに他人の血と他人の困窮と他人の悲惨と他人の隷属を
ちゃんと多量にお供えするのでないかぎり
いつまで
この世に甘い夢を見ているんだい?
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