音楽を聴き続けていくと
ある段階以上からは
もっと味わいを深めようとすると
それについての言語や語りが必要とされてくる
言語や語りは
そのまま
選択や編集や批評という
精神活動を意味する
音楽と別の層にある言語や語りを使うことで
音楽に対して
抽象的なアプローチをしないと
音楽をさらに深く感じられないという
逆説的な状況に直面する
まあ
他のジャンルの場合でも
同じなんだけど
実際の演奏家たちは
あまり音楽についてしゃべらないが
彼らがたまに語るのを聞くのは
非常に参考になる
彼らは
ただ感覚的に弾いているのではなく
驚くほど抽象的に思考していたり
哲学的であったりする
音楽家もまた
つねに
言語と批評によって
自分の演奏をコントロールしているのだ
言葉や批評を持たない音楽家というものは
ない
たとえば
ジャズの巨人たちは
こんなふうなことを言っている
・キース・ジャレット
https://youtu.be/K6BqXUqOgZA?
・チック・コリア
https://youtu.be/3Dp25prZ2Bg?
・パット・マルティーノ
https://youtu.be/CugtGEu7tUk?
・パット・メセニー
https://youtu.be/Ii_7W7vJcOI?
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