2023年9月3日日曜日

音楽家もまたつねに言語と批評によって


 

 

音楽を聴き続けていくと

ある段階以上からは

もっと味わいを深めようとすると

それについての言語や語りが必要とされてくる

 

言語や語りは

そのまま

選択や編集や批評という

精神活動を意味する

 

音楽と別の層にある言語や語りを使うことで

音楽に対して

抽象的なアプローチをしないと

音楽をさらに深く感じられないという

逆説的な状況に直面する

 

まあ

他のジャンルの場合でも

同じなんだけど

 

実際の演奏家たちは

あまり音楽についてしゃべらないが

彼らがたまに語るのを聞くのは

非常に参考になる

 

彼らは

ただ感覚的に弾いているのではなく

驚くほど抽象的に思考していたり

哲学的であったりする

 

音楽家もまた

つねに

言語と批評によって

自分の演奏をコントロールしているのだ

 

言葉や批評を持たない音楽家というものは

ない

 

たとえば

ジャズの巨人たちは

こんなふうなことを言っている

 

 

 

・キース・ジャレット

https://youtu.be/K6BqXUqOgZA?si=CgxDe-VCLTTXlP35

 

・チック・コリア

https://youtu.be/3Dp25prZ2Bg?si=56vwT-jBXaHRFeol

 

・パット・マルティーノ

https://youtu.be/CugtGEu7tUk?si=U2kbmK-XfQ-GJiic

 

・パット・メセニー

https://youtu.be/Ii_7W7vJcOI?si=TRTxLdbHkShrCVbr

 





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