また大きな災害が来そうだし
大きな戦乱もやはり近づいている
もう阿鼻叫喚が空気の中に聞こえ始めている
空気の中に染みてくるものを
素直に捉えるのはいつも大事だと思う
それを理解したのも
だいぶ歳を重ねてからだが
しかし予言者ではないから
ことさらに誰かに言ってみたりはしない
まわりにいる人には
気まぐれにしゃべったりはする
当たるも八卦
当たらぬも八卦
当たらないほうがいいよね
それに
未来は素粒子のようなものでできているから
観察者や予言者の意識や言葉で
起こることは大きく変わる
変ってくれたほうがいいこともあるね
だから
ちょっとだけしゃべる
つねに意識し続ける
平穏が続く中で
ふいにひっくり返る
順調に進んいくかと見えたものが
急に猛スピードで逆進を始める
大きな資本投下さえ可能に見えていた
あたり前と見えていた堅牢な土台が突然なくなる
これから起こるのはそんなこと
当たらないほうがいいよね
変ってくれたほうがいいこともあるね
だから
起こることに触れるような
触れないような
のんびりした
とぼけた
平和ボケした語り口が
この頃
いいかもね
と思う
まるで
なんの問題も
まわりにも
世の中にもないかのように
天気がいいね
とか
おいしいコーヒー飲もうかな
とか
昼食食べに行こうかな
とか
そんなおしゃべりを
わざわざ
書きとめながら
空気の中に染みてくるものに
空気の中に聞こえ始めている阿鼻叫喚に
気づかないふりをしておくのも
ま
生きられるところまで
生きておいきよ
というのが
いちばんふさわしい挨拶文句になる時代が
来ちゃうかなぁ
来ちゃうよねぇ
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