気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
受けとり手のない思い出が野山に街にたぶん
木霊して澄んでいくばかり午後のなんと主語のないあかるさ!自転車をもう一度買う必要がある?引っ越して
あのあたりに棲もうとするなら縁もないと思っていた物の怪のようなものにしだいになってきてもいたから記す文字のどれにも宛先はないのに昼顔が
やわらかく絡まった金網の
ところで立ち止まり
ちょっと汗を拭うと
贅沢におお、贅沢に流れる時!
初蝉は
まるで古代ローマの頃のラテン語で誤りなく滴らせるよ夏の血液を
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