2023年6月4日日曜日

7割や6割程度のものは放棄してしまう

 

 

徒然草さながらに

言葉を並べていきやすいテーマを

選ぶともなしに選んで

わたしの場合は

自由詩形を借りて書いてみていっているだけ

 

わたしの行為を貫いているのは

◎なにかしら書いてみる

◎書き続けてみる

◎自由詩形を使用し続けてみる

などといった

いくつかのエクリチュール的DNAの衝動でしか

ないだろうと思う

 

なんであれ

いい加減に話題を使いまくって

書き連ねている

と見えるかもしれないが

いちおう書き上げられるものと

途中で放棄してしまうほかなくなるものとが

やはりあって

長く書いても放棄してしまうものは

意外と多い

 

数十行も書いたのに

どうしても

最後のあたりの持って行き方が

じぶんで気に入らず

あと数行で終えるというところで

どうしても

書き続ける気にならなくなってしまうものもある

なんとか書き終えるものが3割や4割あるとしたら

7割や6割程度のものは放棄してしまう

少し時間をおいて見直せば

終わらせていけるかもしれないと思うので

保存はしておくが

しばらくしてから見直すと

書いていた時の衝動や感興はすっかり失せていて

もう書き継いでいく気にならない

 

わたしにとっての自由詩形ことば並べというのは

こんな経験の無限の連続でしかない

この経験からタマシイの濾過器の底に滴っていくなにかを

ワタシの霊的細胞に浸透させて

わたしは同類ばかりの居る非物質界に

きっと帰っていくのだろう





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