クラシックを聴くのが好きで
しかも
よく知らないでいた演奏家のものを見つけるのも好きなので
かなりの量を聴き続けているが
若くて
楽しくて
元気な指揮者としては
ヨアナ・マルヴィッツ(Joana Mallwitz)が
やはり
いちばんわくわくさせられた
35歳でベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者となったので
これからも大活躍するだろう
彼女のシューベルト『交響曲第8番(ザ・グレート)』
指揮する楽しさいっぱいの
みずみずしい演奏で
この曲そのものを再発見させられた
なんと彼女
ハイヒールで指揮しているのだ
楽しさいっぱいと言えば
シンガポールのカーチュン・ウォン(Kahchun Wong)が凄い
この人の指揮は
見ていて本当に楽しい
チャイコフスキーの第5番フィナーレなど
こんなに凄い曲だったか
と再発見させられた
作品の勘どころを把握し尽くし
チャイコフスキーの演奏はこうあるべきだと
威風堂々たる
誰にも似ていない独自の演奏
ミュージカル・アメリカ誌では
「音楽性の深さと誠実さ」
オーケストラと会場を音楽そのものとする音楽霊降臨的迫力
とわたしはつけ加えたい
大指揮者クルト・マズアの愛弟子で
1986年シンガポール生まれというから
37歳ぐらいか
ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学び
2016年グスタフ・マーラー国際指揮者コンクール優勝
デトロイト交響楽団
シアトル交響楽団
東京都交響楽団
ニュルンベルク交響楽団での客演を経て
ウィーン楽友協会デビュー
今年2023年9月からは
日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任するというし
ドレスデン・
いちばん最近の情報では
2024年9月からイギリスのマンチェスターのハレ管弦楽団の
首席指揮者およびアーティスティック・
昇竜のごとき勢い
それにしても
若いなあ
若い人たちに
飛び抜けた才能が多いなあ
政治や経済面では人類の劣化や悪が酷くなっているが
他の分野では
人類の顕著な進化が進んでいる気がする
絶望主義者諸君!
いろいろな分野に目を向けないとね!
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