夢のなかにいたら
夢が語った
ぼくという夢のすべてが
きみだ
それは
わかりやすいだろう?
きみのからだと
こころに起きること
すべても
やはり
きみ自身だ
つまりだ
きみのこころに浮かぶこと
きみのあたまを流れていく思いや感情
それらすべても
きみだ
きみのからだに生じる
ほてりや
震えや
かゆみや
湿疹のようなものさえ
きみ自身だ
このあたりも
わかりやすいだろう?
この感覚をもとにして
このあとを
聞いてもらいたい
きみがぼくの外にいるとき
きみは現実というもののなかにいる
と思っている
その現実も
そこで起きるさまざまな出来事も
じつはきみ自身だ
夢であれ
現実であれ
こころのなかでさえ
からだのなかや
表面でさえ
きみの環境のすべてが
きみ自身だ
そうして
また
きみが運とか
運命とか
呼んだりしたがるような
見えない
つかめないもの
なのに
きみをなによりも決定するもの
それらも
きみ自身だ
ほんとうなら
かれらにも
このように語らせたい
でも
かれらには口がないから
夢であるぼく以外は
このようには
語れないんだよ
きみは
夢であるぼくや
まわりにある現実や
出来事や
環境や
こころや
からだや
運や
運命などと
いつも
きみ自身を分離して考えたり
語りたくなるようだが
それは違う
それは間違っている
それら
すべてがきみなんだと
そろそろ
きみは思い直すべきだ
そういう時が
きみには
来たんだよ
それら
すべてがきみだと
きみが心底思うようになった時
きみになにが起こるか?
きみは
いま
それを
経験しはじめるんだ
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