恩師が急死しちゃったという
で
恩師じゃない
飲み友なだけのぼくに
Lineなんか打ってきて
支えてくれ
っていう
ま
素直でよろしい
いろいろ皮肉も言いたくなったが
ずいぶん堪えているようだ
恩師の急死で
ずいぶんショックを受けているなんざ
いまどき天然記念物ものの青年
素直
素直
よろしい
ちょっと意地悪に
いろいろ
チクチクしたろうかなと思ったが
素直さに
ホダサレチャッタかな
書き送ったのは
こんなこと
「その人の死から深いショックを受けるほどの人間関係は、
「そう多く持てるものではありません
「今は、しばらく、不安定な精神状態のまま居たらいいと思います
「苦しくても、しばらく不安定なままでいることも
「未来の豊かな心を作っていくことになるでしょう
「ショックを受けて不安定な心になるのはひ弱いのか…
「そう書いてありましたが、それは、ひ弱いということとは違います
「それだけこちらの感受性を開くことのできる相手だったのだし
「なにより、きみにとって
「特別なドアであり得た相手だったということです
「じぶんという一回きりの人生にとって
「一回きりの大事なドアであった人なのだから
「じぶんの心身の自然な反応をそのまま認めて
「たっぷり不安定になってみて
「いまの状態を十二分に経験しておくことです
送ってから
オマエモ悪ヨノゥ…
と
じぶんにつぶやく
けっこう理解者しちゃってるじゃん
けっこう励ましちゃってるじゃん
悪
よのゥ
おまえも…
ぼくの人生には
ついにたったのひとりも存在しなかった
こんな理解者
こんな励まし手
そのフリを
まぁ
うまくやろうとしやがってさァ…
足蹴にしてくる者
蹴落としてくる者
無視して動こうともしない者
そんな者ばかりしかまわりにいなかったぼくの人生の
そろそろ最後に到って
かつて
じぶんがしてもらいたかったフリを
クサイ芝居を
まぁ
うまくやろうとしやがってさァ…
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