ひとというのは
どうして
これほど愚かなのだろうと
ほんとうに
たびたび思わされる
毎日
つらくなる
ことに
頭がよいと自認しているらしいひとの
あの頭のわるさ
あの愚かさは
なまじそのひとの知性が
道具的に優秀なだけ
呆れてしまう
頭のよいそういうひとの
頭のわるさを
ここぞとばかり批判するべつのひとの
これはまた
これ
べつの頭のわるさにも
呆れてしまう
ひとびとが
そんなふうにして
もんどりうって
頭のよさごっこをしている中に
雑じり入っていく他に
頭のよさの突破口はありえないものなのかと思うと
胃の奥の奥から
どうしようもないほどの嘔吐感が
込み上げてきてしまう
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