システムという言い方に
よくわからないながらもひとびとは慣れているので
そう呼んでおこう
システムと
ひとつのシステムのなかにすっかり住み込んでしまわずに
システムとべつのシステムのあいだの峡谷を
または尾根を
いつも辿っていくようにすること
システムの屋根のはじっこに
足をかけながら
これだけが
時代を超えて生きのびるすべ
みっつ以上のシステムに足先をかけ
それらのあいだを行くほうがよい
足はふたつしかないって?
おやまあ、
なんと
みっつ以上の足を持つ秘訣を
いままで身につけてこなかったというの?
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