駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年7月24日火曜日
夏の俳句の醍醐味のうち
ちょっと
夏の
俳句を
選ぶ必要があって
あれやこれ
見ているうちに
ぽつ
ぽつ
と
涼しげに
目にとまる
日傘の句
清水の坂のぼり行く日傘かな 正岡子規
草山を又一人越す日傘かな 渡辺水巴
ぱっと
はっと
咲くように
涼しげ
ね
日傘、って
涼しさを
ぱっと
はっと
咲かすのも
夏の
俳句の醍醐味のうち
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