タンパク質やペプチド中のペプチド結合を加水分解する酵素を
総称して
プロテアーゼと呼ぶ
ウイルスは
増殖過程で
じぶんたちを組み立てるのに必要な蛋白質を
感染した細胞に作らせる
蛋白質は
まず大きな分子として組み立てられる
その大きさのままではウイルスを組み立てられないので
材料としてふさわしい程度の大きさに
切断する必要がある
プロテアーゼがその仕事をする
人体内では
なにより
歯周病菌が
このプロテアーゼを新型コロナウイルスにたっぷりと提供する
で
コロナ時代にもちっぽけな恐れにめげずに
歯医者にちゃんと行こう
となる
なるだろうな、
ちょっと、ちゃんと考えれば
歯科の宣伝をしているわけではありません。
人生の岐路で
どっちを選ぶかの
一大決断
の
前の前の前の……あたりの例を出してみているのです。
人生の岐路での一大決断なんて
なんどかあったが
簡単に言葉にはできねぇよ
プライバシー
に関わる
って
に関わる
って
もんだから
な
書きつける言語配列には
プライバシーは
断じて
落しこまないもんだ
自然主義作家じゃ
ねぇんだからな
なぁ、おい?
(どうして最後のほうは
(「ねぇんだからな」とか「なぁ、おい?」とか
(鯔背を気取る兄ちゃんみたいになったのであろうか?
(わたくしにはよくわからぬが
(人ひとりの持つ言語領域は無数の層から出来ているため
(時代時代にあわせた公式的言表モード以外の層を
(ふいに選択したくなる衝動に刺激されると
(そのようなことも起こるのであろう
(そうした衝動がどこからどのように発生するか
(ということのほうが
(記されていく「作品」よりも
(わたくしにははるかに興味深い
(言語心理学者の三枝芳美君や
(言語精神分析家の木下巽君の領域かもしれぬが
(つまらなくってなぁ
(両君の論文
(読む気にならないんだよ
(家に集まってウィスキーなど飲みながら喋るときには
(面白いのになぁ
(三枝君も
(木下君も
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