気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
そう
そしてひとはすぐに
経験を語ったり
考えを語ったりしようとする
語ることを
経験や考えの奴隷とすることに
ずいぶん
安易に
許可を与えてしまって
ヒナゲシと
あれはなんという花だっただろう
あゝ、ガーベラ!
それに
ラナンキュラス!
それらを
暖炉の石組みの上に
急に
置きたくなった
(ちょっと
(甘くしたミルクを
(飲みたくなってきました
待っている手紙は
雪原をながくながく旅して
きっと
やってくるはず
(そう
(これは
(経験ではなく
(考えでもなく
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