「40歳近くになってパーカー着てるおじさんおかしい」
という
作家の妹尾ユウカ(27)の発言が物議を醸している
というのだが
そもそもパーカーというのを着たことがないし
買ったこともないし
そもそもno.2として
すでに100歳を越えたおじイさんのわたくしであるからして
ぜんぜん関わりのない論争ではある
着ようと思ったこともなければ
買おうと思ったこともないワケは
そこそこの防寒具のはずなのになんだか風がスウスウして寒そう
と思うからだし
なんかフニャフニャで
ある程度筋骨隆々としていなければ
着てもかっこ悪くなるハズ
と思うからだった
しかも
洗濯した場合にフードのところの乾きぐあいが
メッチャ
悪そうでもある
そういう衣類は買うのをシンプルに避けることにしているので
パーカーとつき合ったことはないのだ
いろいろ記事を見ているうち
森井良行というスタイリストさんが書いている記事があって
これはちょっと勉強になった
からだの線が露骨に出てしまわないようにする
ということを
「身体の線を拾わない」と表現していて
なるほど
この業界ではこういう言い方があるのか
すっきりしていて
わかりやすいいい表現だな
と学ばせてもらった
この表現が出てくる箇所はこんなふう
次にフーディーの質感について検討します。
これが大事なポイントと言える理由は、「身体の線が出てしまう」
「フーディーはオーバーサイズの文脈で浸透している」
などという表現も
この業界ならではのいい表現で
他の世界にいると
なかなか思いつけない
ジーンズから「デニム」へと呼び名が変わったように、
という箇所もあって
そうなのか
「ジーンズ」という呼び名が
いつのまにか
「デニム」になっているのか!
とちょっと驚愕させられた
「ジーンズ」どころか
「ジーパン」と呼ばれていた頃を生きてきたので
なかなか
とっさに「デニム」とは
口に出しづらい
明治生れのわたくしなのである
ところで
妹尾ユウカという27歳の作家さんは
今回大炎上している
「40歳パーカーおじさん」大論争について
こう言っている
おじさんはなぜパーカーを着てはいけないんだ、
要は
TPOをわきまえたら?
という話をちょっとしてみただけらしく
わたくしのようなおじイさんとしては
まこと同感
と思ってしまうのだが
27歳の若い女性に
「昔、みんなスーツだったじゃないですか」と言われるのも
ビミョーにヘンな感じで
あなたの知っている「昔」って
どの辺かしら?
と思ってしまうのであった
同時に思うのだけれど
楽々な服の代表格なるパーカーなるものは
けっこう
高齢者たちにはいいんじゃないのか?
世代的に
高齢者たちはパーカー未経験な人がほとんどなはずだが
老いて衰弱してあちこちが痛くてうまく節々が動かないご老体には
思い切って
今どきの若者の安楽ぐうたら服にしたほうが
ゼッタイに楽なはず
老人たちに若者服を着られるようになったら
若者たちや中年たちのほうが
逆にピシッとした服を
着たがるようになっちゃうんじゃないのかな?
*「40歳パーカーおじさん」批判が議論沸騰する事情 パーカー姿がダサい人とそうでもない人の差
https://toyokeizai.net/
*“40歳パーカーおじさん”
https://news.yahoo.co.jp/
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