2024年12月20日金曜日

ブッダの肛門


  

 

禅の話では

「乾屎橛」というのが

ときどき出てくる

 

大便をした後に

尻を拭うためのヘラだと

昔は言われ

「糞掻きべら」とも呼ばれて

へえ

どんなものだろうか?

寺で修行していない人間としては

想像したりした

 

現代では

いろいろな註を見ると

へらのことではなく

からからに乾いた棒状の糞

と解されているらしい

 

下品に聞こえるような言葉も

ふんだんに

混ぜて

奇をてらうように

教えを爆発させる禅師ならではの

用語のひとつである

 

それはそうとして

よく思うのだが

道元も

ブッダも

トイレットペーパーもなければ

ウォシュレットもない昔

大便の後

肛門をどう洗ったのだろう?

どう拭いたのだろう?

 

ブッダの肛門など

得もいわれぬ

天上的な芳香がしたのだろうか?

 

道元のほうは

けっこう便秘気味だったり

あるいは

下痢気味じゃ

なかったのかな?

 

そんなことを思い出すと

よくもまあ

というふうに

空海の肛門の臭いとか

法然の肛門の臭いとか

日蓮の肛門の臭いとか

親鸞の肛門の臭いとか

いろいろ思われ

あやしうこそものぐるほしけれ

となっていきます

じゃ

 




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