2020年5月25日月曜日

句読点なしが最良だと思う


より自由に書く
句読点さえ使わずに
しかし
時どきは
小中学校で習ったような使用法でなしに
読点だけ使って句点はつかない
とか
読点を使わずにひとマス空けをして
句点のほうは使ってみる
とか

そうして
今もやって見せているように
とか
だけを改行する
とか
しかし
などなどなどを
改行する
とか

これらを平然とすんなりスムーズにやれるようになるまで
ずいぶん
乗り越えなくてはならない心の禁忌が
あった
でも
越えた

吉増剛造の、、、、、、、、、、、、や
。。。。。。。。。。。。。。
などに
ずいぶんカブれて
まったく同じ文体で書いていた頃もある
しかし
他にももっとあれをそのまま模倣した詩を書いている者がいて
アホラシ
じぶんの吉増模倣は遮断した

自由詩形は
句読点なしが最良だと思う
そういう認識に
達した

記号は少しでも減らすに限る

記号は
吉増剛造に任せておけばよい
さらに
その起源となった
折口信夫に

折口信夫全集の月報に吉増剛造は書き続けていた
それをまとめた本
『生涯は夢の中径-折口信夫と歩行』は
吉増サンから直接にイタダイタ
熟読した
ヨシマス病はさらに重篤化し
癒えるまで
その後
十五年ほどはかかった




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