駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年3月7日水曜日
たぶん ことしも
せつなく
さびしい
春のおとずれ
暖かくなってきたら
きたで
せつなく
梅が咲いたら
咲いたで
どこか
そらさびしい
あゝ
そろそろ
また
桜も咲くか
と思うと
もう
どうしようもなく
かなしい
どうしようもないほどなので
黙ってしまう
どの年も
どの年も
たぶん
ことしも
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