「どっちに転んだって運がない奴は運がないんだね」
宮部みゆき 『理由』
それにしても
日本政府はバカな舵切りをしたものだ
沖縄を平気で蹂躙し続けるようなアメリカをサッと捨てて
ロシアと中国の側につくべき好機だったのに
完全に失敗してしまった
宮部みゆきの小説『理由』の
「どっちに転んだって運がない奴は運がないんだね」
というセリフを
唐突に思い出したりしてしまう
CIA―アメリカメディアー電通―日本メディアは
日本をアメリカ子飼いの属国として利用し尽くす手段だが
そこから黒黴の胞子のようにまき散らされる
あからさまな大本営発表の捏造報道にだまされて
誤ったロシア叩きに加勢しているバカが多すぎるらしい
戦闘はやめろと主張する程度はいいとしても
ロシアを敵にまわすとなると
国家運営としては話が別次元になる
ロシアは孤立してなどいない
孤立しようがない
上海協力機構の存在を考えるだけで
未来を見据えようとするまともな日本の実業界や経済界は
くりかえし
再三
心の底の底まで
震え上がらずにはおれないはずだ
アメリカへの反感を基軸とする反米路線の機構で
加盟国は8カ国
中国
ロシア
インド
パキスタン
カザフスタン
キルギス
ウズベキスタン
タジキスタン
からなり
これだけでもユーラシア大陸の5分の3を占め
加盟国総人数は30億人以上となる
どれも資源大国であり
人口大国で
今後も経済発達とともに確実に人口が増加する
準加盟国は
モンゴル(正式加盟検討中)
イラン(2021年に参加)
パキスタン
ベラルーシ
アフガニスタンも正式加盟に動き出しており
準加盟国の下の対話パートナーは
スリランカ
トルコ
アゼルバイジャン
カンボジア
ネパール
の6国
対話パートナー予定国は
エジプト
カタール
サウジアラビア
参加申請国は
バングラディシュ
イスラエル
シリア
イラク
モルディブ
バーレーン
となっている
もちろんBRICSのつながりもある
ブラジル
ロシア
インド
中国
南アフリカ
には
すでにつよい連帯がある
どんどんと衰退していく一方の
アメリカやヨーロッパの側についたがために
日本は成長株の近未来の巨大なマーケットを失ったことになる
日本にこういう舵切りをさせた連中は
もちろん
いまのアメリカべったり路線で
なおも自分たちだけ儲けて
その後はサッサと逃げ去っていく連中だが
超巨大な足裏健サギや
インチキ霊験の壺購入サギに引っか格好の格好の日本には
資金も霊効も残りはしない
いわゆる西側による
二酸化炭素排出規制や
偽コロナウイルスを使った世界経済減速
今後発生する大規模なエネルギー危機と食糧危機は
上海協力機構側の国々の台頭を押さえ込むための陰湿な計略だった
しかしこれらの国々は
とりあえず生きのびるという点では
エネルギー危機と食糧危機にはもっとも強いので
今後起こっていくことは
技をかけに行った側が返し技で一本とられる光景となる
エネルギーも食糧もない日本のような国は
いちばん最初に干からびていくのが見られることになる
今回
ロシアから「非友好国指定」されたのは48カ国で
もちろん
上海協力機構には入っていない
ロシアと中国側には
しっかりと
世界を二分する勢力がついていて
今回の騒ぎで
結束が強まっていく
単に
今後数十年や百年規模の
商売の見通しから考えるだけでも
こういう程度のことは誰にでもわかる
こういう程度のことがわからないオバカサンの群れからは
そうそうに身を引き離して
現体制の来たるべき崩壊に備えておいたほうがいい
すなわち
ロシア語や中国語やアラビア語こそ学んで
上海協力機構側のどこの土地でも
生きていけるようにすること
もちろん英語も
なんといっても
敵性語の研究と習得が必要なのは
古今東西
たったひとりで生きのびようとする者たちの
常識
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