居酒屋から出てきた大学生たちが
わかれを惜しみあうように
店の前で
たむろしている
体育会系だろう
みな
体格がいい
2メートルくらいの背丈の数人を前にして
ちょっと小兵の男子が
「おれ、168しかないからギリだよ
なにがギリなのか
わからないが
「がんばってんだよ、おれ
と言っている
2メートルくらいの背丈の連中が
それに答えて
「おう、がんばれよ
「がんばれよな
などと
小兵に笑顔で言っている
大学時代ならではの
こんなシーン
なんの関係もないけれど
ふと
思い出す
一節
「那須太郎資高が子に
「与一宗高こそ
「小兵では候へども
「手はききて候*
なんの関係もないけれど
*平家物語
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