駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年8月19日日曜日
世界の境界は…とほんとうに問うてみる時には
世界とは
宿命
ということ
のんびりした休日
公園ですれ違った人どうし
それぞれ
世界は
まったく違っている
満員電車のなかで
服に皺を寄せあいながら
隣りあった同士
それぞれ
世界は
まったく違っている
世界の境界は…
と
ほんとうに問うてみる時には
見える
宿命
という根源的な
巨大すぎる
創成そのものが生み続ける差別が
口を開けているさまが
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿