2019年9月10日火曜日

倒れた木や折れた木を見ると



台風が過ぎた夜
さっそく長くウォーキングをしてみたら
けっこう皇居まわりも
木々がやられていた

イギリス大使館前の半蔵壕沿いでは
中程度の桜の木が折れていたし
国会前庭洋式庭園の前では
太いプラタナスの木が根元から抜けていた
こういう時には
やはり柳のほうが強いのかと思ったが
巽櫓の見える桔梗壕沿いの柳には
まん中から折れてしまっている柳があった
パレスホテルの前のニセアカシアも
根元から抜けてしまっているのがあった
大小の枝葉が折り取られてしまったものは
もう数え切れないほど

ふだんは話さないが
警備の若いお巡りさんに聞くと
倒木をノコギリで切り分けて
道路脇に寄せる作業を
係の人たちが一日中していたらしい

それにしても
倒れた木や折れた木を見ると
そのまわりの
倒れなかった木々や
折れなかった木々が
逆に目立つ

どうして倒れる木があり
倒れない木があり
折れる木があり
折れない木があるのか

考えさせられる





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