他人を馬鹿にしないことや
他人の潜在力を軽んじないことだけは
わたくしの取り柄かもしれない
わたくし自身が馬鹿で
たったの一度も尊重されたことがなく
評価されたこともなければ
ここにいると認識されたこともほぼないので
透明なようなひと
いるかいないかわからないひと
その他大勢のなかでもとりわけ影の薄いひとりのひとの
そのこころの中や
その観察の執拗さや
その人間分析の冷酷さが
どんなものか
ほんとうによくわかっているから
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