気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
この世は
夢か
やはり
だから
か
桜の花も
咲いてはすぐに
散ってしまう
わたしも
桜
夢
あゝ
いつまで
夢の
この世に
源実朝
うつせみの世は夢なれや桜花咲きては散りぬあはれいつまで
『金槐和歌集』雑 五四九
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