気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
もう春が来てて
雪解け水だって
玉になって
降りかかって
いるのにって
松の戸のやつって
わからないで
いるなんて
いくら山奥だからって
いったって
式子内親王
山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水
新古今和歌集巻第一 春歌上 三
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