気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
若菜を
あなたのために摘もうと思って
野に出てきたら
ほら、雪
春の雪
袖に降りかかってきて
仁和の帝、親王におましましける時に、
人に若菜をたまひける御歌
光孝天皇
君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ
『古今和歌集』巻第一 春歌上 二十一
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