気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
たった数行
文字を並べてみると
ごくわずかの文字さえ
統御しづらいのが
わかる
朝から
きょうも静かな
この
湖のほとり
と
地下89階の
特別密室に閉じ籠もったまゝ
二連目四行にあたる
挿入をしてみれば
四連目
四行の文字連鎖も
いま
添えてみた
初夏のわたし
初秋のわたし
初冬のわたし
初春のわたし
書きつけさえすれば
ほら、
ある
すべて
なにもかも
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