気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
ひとの
ほとんどいない公園で
小さな川を
草舟が流れていく
意識に流れ込んでくるもののうねりを
ことばで点描しながら
そのうねりのレベルにはない
べつのレベルのものを表わそうとするのも
もちろん
どうかと思う
長くなり過ぎるから
だれが流した草舟だろう?
上流には
だれもいなかったのに
子どもの頃に
ぼくが発明した
ぼくしか知らない作り方の
草舟
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