気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
雨が続いていたが
ちょっとやむと
あけがた
蝉の声がたくましい
ぼくは気づく
旧暦では
もう秋
たくましい声でも
あれは秋蝉?
そんな見方は
やっぱり
間違っている
と
子どもの頃
蝉は夏
と思い込んで
来る夏
過ごしていたのが
正しい
スイカは夏
朝顔は夏
八月三十一日まで
夏
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