主の怒りは突如として臨み
復讐の時に
お前は滅ぼされる
シラ書5-7
スティーヴン・キングの『ドクター・スリープ(Doctor Sleep)』は
世間的には
奇想天外なホラー物語として書店の棚の数センチを確保し
のんきなホラー好きの好餌として
いかにも無難な本として読まれていればいいものの
実際には非常に重要な事象を扱っている
児童にひどく恐怖や痛みを与えて殺すことで
その児童から放散される生気を吸い取る行為が描かれていて
これは現実にまさにこの目的で行なわれ続けている
児童誘拐や残虐な殺傷の存在を
世間に広まりやすい通俗なフィクションの流通網を使いながら
注意喚起することに役立っている
誤解を恐れずに言い添えておけば
―というより
誤解のしようもないほどの絶対的な事実なのだが
人に恐怖を与え
不安に陥れ
たえざる疑心暗鬼の状態に浸らせて
あげくの果て
非常な苦痛を与えて殺す際に
厖大なエネルギーと生き甲斐を得る人種というものがいる
そういう輩などいない
と思わせるために
様々な「文化的」攪乱手段が社会の中には張り巡らされているが
居る者は居るのであり
その者たちが社会の要所要所を押さえて
恐怖と不安と苦痛と殺人の回路をしっかりと維持しているのが
わが人類の「素晴らしき世界」であり
中ッ国であって
この事実からは逃れようもない
あまり語られないことを
ひとつ
伝授しておこう
他人に恐怖と不安と苦痛と死を与えてエネルギーを貪る輩をこそ
目立たぬように
ひとりひとり殺傷して処理していくことも
また
静かな良質のエネルギーの得られる狩りである
わたくしの個人的な意見かつ趣向としては
こういう輩に
わざわざ恐怖や不安や苦痛を与える必要はない
即座の死でかまわない
どうして
どんなふうに
殺されていくのか
そんなことを
思わせる必要さえない
ただ消す
それだけでよい
見よ
主の日が来る
憤りと
燃える怒りの残酷な日が
地を荒廃させ
そこから
罪人を断つために
来る
(イザヤ書13-9)
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