飯能でひと殺しがあったので
いくつか
ニュースを見たり聞いたりしたが
まあ
被害に遭った家の娘さんが
殺人者のことを
きっと
拒んだんだろうな
などと
野次馬の勝手な推測を
弄ばせてもらった
殺人者は
映画学校を出て
映画制作をしていたそうだから
こころの底には
人知れぬ苦労を貯め込んでいただろう
いろんなことを
あれこれ思ってしまうが
案外
生まれつきの殺人者であることに
ふいに目覚めて
次の映画のテーマにすればいいものを
自分の身をもって
まずは試してしまったのかも
しれない
殺された外国人の旦那さんは
69歳だった
というが
こう言っちゃなんだが
いい死に方でもあったかもしれない
平和に
病室で死んでいく
というのは
まったく誤ったイメージで
現実は悲惨で
わびしく
うらさびしいものである
この世で最良の死に方は
なんといっても
原爆投下の真下で
心身ともども蒸発してしまうことだが
医療関係ばかり
ボッタクリさせて
病院通いをし続けたり
あげくの果てに
病室で息を引き取ったりしなかっただけでも
殺された旦那さんは
幸せ者だと思える
病院死だと
最期の酸素吸入費用や
病室使用料まで
しっかり
翌日
請求が来るよ
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