管理された落ちつかなさの実践

 

 

100円ショップで買った

ちいさなタイマーを

いつも

手元に置いて

はじめ

30分ごとに鳴らすようにして

姿勢や

気分のこわばりを

解く

 

そうしてきたが

だんだん

20分ほどに設定するようになり

いまは

9分ほどになった

 

20分以上も

座っていたりしたら

からだも

エネルギーも

つっかえてしまう

生という乗り物の楽しみや

長所の

あまりに多くを

失ってしまう

 

1分や2分

というわけにはいかないが

それでも

時間を小分けにして

意識・無意識の中の

あまりに多様なものの

発想や

思念の対流を

融合を

分解を

ちょっとでも

微細にすくい取ろうとする

 

落ちつかないこと

この上ないが

意識の自然な動きに従った

積極的な

管理された落ちつかなさの実践である