ヘンに書かなきゃいけないっていう暗黙のルール

読まれないのを信条として

詩というわけでもない自由詩形式のものは書いているので

まるで

mRNAワクチンで死者や重篤者が

無視していいほどの誤差的な数でごくごく稀に出るようなぐあいに

ごくごく稀に

だれかに読まれてしまったのがわかったりすると

けっこうあわてるわけなのであるが

読んだ人が

ヘンなものを書いてますねえ

と言ってきたりすると

それはそれ

ちょっとカチンと来たりする

 

だって

自由詩形式を使って書くんだぜ

わざとヘンに書かなきゃ

しょうがないってものじゃないか

論説文形式じゃないんだぜ

論文形式じゃないんだぜ

自由詩形式だもの

ヘンに書かなきゃいけないっていう暗黙のルールが

あるんだぜ

なんだったら

論文見せてやろうか？

すっごい硬質の文体でちゃんと書いてるぜ

ニャンたることかニャ

なんて言い方

論文では絶対にしてないぜ