気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
すでに
たくさんの現代日本語を並べてきたので
いつ止めてもよい
特性にはかなり接してきたから
現代日本語は
茄子の表面のカーブのようだと思う時もある
色まで
茄子のあの濃い紫紺色のようだ
と感じもする
明日どこまで
茄子の表面を流れていこう?
とひとりの水滴が思う
そうかい?
ぼくはいつも通りに
架橋の上の
レールをなめらかに走っていくよ
とモノレールは言った
でも
なるべく軋み音を立てないように
明日は
心がけてみようかな?
と
言った
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